さっき会って来た。
25年ぶりの再会。17歳のあの頃、ほとんど高校へ行かずお茶の水のESPに通っていた日々。見かねた当時のESPの次長さんが「ラウドネスのライブに招待するよ」と。
生まれて初めての中野サンプラザ。動いてるタッカン。生で見た本物のライブ。終演後に緊張しながら握手。
あれから25年。
自分は21歳でデビュー。その後はギター以外に映像クリエイターを始め、様々なプロの現場で仕事をしてきた。彼は25年間、変わらずギターを弾き続けてきた。
目の前にはあの頃よりふっくらして朗らかな彼の笑顔があった。当時のとんがったイメージはなく、優しい目をしている。でも僕はあの頃と同じように緊張しながら握手をした。
17歳のあの頃の気持ちになった。そして本当の自分の気持ちに気が付いた気がした。今まで隠してきた、押さえてきた気持ち。
彼に僕の新しい音源を送ることを約束して再び固い握手をした。
そして僕は自分自身に誓った。
この人と同じステージに立たないといけないと。